跳箱


記念モデルとして限定発売されたフォステクスFE-103Mは、オリジナルに有った「紙臭さ」が減少、高域も伸びて、なかなか良いユニットだと思います。
私が良く行く河口無線と言うオーディオショップは、ユニットの販売を行っています。
フォステクスが、店にサンプルの箱を送ってきました。
この箱は、説明書に載っている推薦箱より、手が込んでいます。
バッフル面と背面と側面が傾斜しており、仕上げも綺麗です。
容量が6リットル以下なので低音は出ませんが、鳴らすとなかなか見事な音です。(ユニットの設計者が作ったらしいから当然か?)
その箱にライバル意識を燃やして作成したのが、この「跳箱」です。
メーカーのように3方向も斜めにするのは、組み立てが難しそうになるので諦め、左右の側面だけを斜めにしました。
容量をメーカ推薦より大きく、ダクトの表面積も大きめでバスレフを強く効かす方向。
ダクトの穴は直径45mmですが、内部は45x45mmになります。
バッフルに正方形(しかも斜め)の穴が空いているのは、不細工になりそうで丸にしました。
ダクトがバッフル面と背面を繋ぐ補強材&ユニットからの中高音の漏れを防ぐ役割を持っています。
板厚は、すこし贅沢に18mm。これは、斜めの接着が上手くいかなくて、塗装のとき大きく表面を削る可能性も計算に入れたのですが、実際は15mmで十分だったかなと思います。
切り出した板を斜めにカットするもは、電気カンナが有れば楽勝ですが、手動カンナでも十分可能です。
底板の上にフェルトを一枚張るだけで、それ以外には吸音材は使いません。
メーカーが送ってきた箱のターミナルは同社のT100が奢られていますが、私は、このターミナルが嫌い(板の裏側からボルトで鋏みこむ構造は、強いが取り付けが面倒)なので、トリテックのターミナルを使用しました。
工作は釘とボンドを使えば簡単です。
ただし、釘を打つ場合、その位置に下穴を開けておいて、下の木がずれない様にしておく事が必要です。 また、色を塗る事を考えると、下穴の上1mm程度は釘の頭が隠れる程度の大きさにして、釘絞めで打ち込んでしまい、後でパテで埋めると言う工夫をしておいた方が良いです。

低音の量感はメーカーサンプルを上回っているのは当然として、質も高く成功です。
100Hz以下の低音は望むべくも無いですが、私が普段聞く女性ボーカルのCDでは、特に不満の出ない出来になりました。
大きさからすると強い箱(板厚18mmで前後を連結する構造)ですが、ボリュームを上げると箱全体が踊るように振動します。
10Kg程度の鉛を置くと、更に良くなるのですが見栄えが悪いので、FE88ESのバックロードホーンと同様に黒御影石のウェイトを用意したい所です。

このスピーカーは、とても気に入っていますので、普段パワーアンプのB端子に繋いでいます。

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2001年4月2日 更新
変わったスプレーを発見し、それを使って色を塗りました。
上から吹きつけただけでラメ模様がつける事ができるスプレーです。
吹き付けただけだと、デコボコなので、透明のニスを仕上げに塗りました。
ちょっとゴージャスな感じになって、嬉しいです。

2001年8月13日 更新
折角ですので、測定してみました。
低音に、ややシャクレが有りますが、なかなか良い特性です。
実用レベルで50Hzが出ているのは、結構凄いんでないかい?

2001年08月17日 更新
ダクトの共振周波数を確認する意味もあり、インピーダンス特性も計測してみました。



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