フェイク103M
「フェイク83」より、此方の方が設計が先でしたが、使用しているのが友人の為、公開が後になりました。
コンセプトは「フェイク83」と同様、見かけはミニでも、実は大きなスピーカーと言う事です。
CDラックの上に空気室がのっかり、ラックの裏側でホーンがうねっている構造です。
15mmのサブロクの板、1.5枚で2本分、切り出されます。
組み立ては、側板に釘を打つ準備さえしておけば簡単です。(3の板をフェイク83と同様に、空気室の下部に張ってある構造にした方が組みやすいと思う。)
音道が広がるように、ホーンの入り口の板に三角に切ったフェルトを接着します。(勿論、吸音効果も期待)
また、空気室の下にもフェルトを張りました。
おかげで、ホーン開口からの中高音の漏れも少なく成りました。
FE103Mと言うユニットはバックロードホーン向きでは無いと思っていたので、「ゆったりとした音」が出てくると予想し、見かけとのギャップが大きくなると思っていました。
しかし、出てきた音は、バックロードホーンらしい豪快さが、ちゃんとありスピード感も充分でした。
良く考えてみると、今でこそ「シグマ」や「スーパー」等バックロードホーン用に特化したユニットが有りますが、昔はFE103やFE203は、低音を出すのに苦労したユニットでした。
実際、この程度のホーンロードをかけた所で、へこたれるようなユニットでは無かったです。
とても10cmとは思えないスケールが有り、パワーもかなり入ります。
FE103Mはダブルバスレフより、バックロードホーン向きかも知れません。
友人は、このスピーカーを比較的狭い部屋で運用するので、本棚の間に挟み込み、CDを詰めて使用する事になると思います。
その状態では、低音が出すぎになるかもしれません。
また、この箱はFE108シグマやFE108Sも使える筈なので、試してみたい所です。
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2001年5月27日 追加
昨日発見したウェッブサイトのMAGNET WORLDで購入した磁石をFE103Mに貼り付けてみました。
この磁石は外径80mm、内径40mm、厚み10mmで、FE103Mの磁石と同等の物です。
効果は抜群、全域での情報量アップと、低音の締りが向上しました。
もしかしたらFE-108シグマより、良いユニットに化けた様な気さえします。
このグレードアップが320円(送料別)とは、非常に良い出費でした。
FE103Mをバックロードホーンで使用している方、或いはFE108シグマを購入しようとしている方には、お勧めです。
2001年8月13日 更新
フェイク103Mを自宅に運び込み、測定してみました。
バックロードホーンらしい、滅茶苦茶な低音の特性に笑ってしまいます。
しっかりホーンロードがかかり、200Hzあたりは強烈に出ていましたねぇ。

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