ダイナミックテスト(仮)


上品な最高域 パイオニア ART-53D

パイオニアにS-A7II(定価75,000円)と言うスピーカーが有ります。
中低音の分解能に難が有りますが、AV用として充分な実力が有ります。
このスピーカーは、13cm同軸ユニットにウーファーとスーパーツィーターを追加した構成になってます。
13cm同軸ユニットは400Hz〜50KHzをカバーし、「ボーカル帯域はワンユニットで」と言う私の嗜好に合致します。(実は200Hzから使える)
スーパーツィーターはパイオニア得意のリボン型で120KHzまでカバーしています。
見かけは単体で発売されているPT-R4(定価30,000円)とソックリです。
興味が湧いたので、補修パーツとして入手して見ました。
13cm同軸ユニットが7,200円、リボンツィーターが6,200円、ウーファーは5,900円です。
同軸ユニットとウーファーはネットワーク代を考えると、運用が難しいので、簡単に運用できるスーパーツィーターを取り上げたいと思います。

サイズは幅10cm、高さ8.5cm、奥行き6.0cm、重さは510グラムです。
アルミダイキャストの強靭なフレーム。(中国製)
スペックからするとPT-R4からカバーとネットワークを省いた物でしょう。
定価75,000円に使用されているユニットが単体30,000円と言うのも不自然と感じるかも知れません。
しかしパイオニアは昔S-922と言う9万円のスピーカーに単体24,000円のユニットを搭載した事が有るので、無い話ではないと思います。(もちろん未保証)

この価格帯だとフォステクスのFT7RP(定価8,800円)が有ります。
このユニットは3.5KHzから使えるので2ウェイのツィーターとして使える特徴が有ります。
一方ART-53Dはスーパーツィーターとして10KHz以上で使用しなければいけませんし、能率も低い目(90dB/W)です。
スーパーツィーターとしての運用に限定すれば、質はフォステクスより上です。
存在感の有るFT-7RPに比べ、自然でナチュラルな音色です。
昔のパイオニアのリボンに有った華やかさを感じなかったのでビックリしました。
ある程度のスキル(と、言う程でも無い)が有り、自己責任での運用が可能な人には、お勧めのユニットです。
と、言う事で、もうワンセット注文しました。(笑)

2004/07/30 更新
実は意外に下から使える事が判明しました。
現在5KHzクロス(-12dB/oct)での使用中ですが、耐入力も実用になるみたいです。





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